はじめに
夏になると毎年のようにニュースで耳にする「熱中症」。
特に高齢者や子ども、外で働く方々にとっては他人事ではありません。
しかし、実際に熱中症になるリスクや、かかった際の医療費はどの程度なのでしょうか?
今回はその実情を分かりやすくお伝えし、万が一に備えるための選択肢として「医療保険」の必要性についても考えてみたいと思います。

熱中症は誰にでも起こりうる
熱中症は、気温や湿度が高い環境下で体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもることで発症します。
特に注意が必要なのは以下のような方々です。
- 高齢者(65歳以上):体温調節機能が低下
- 小さな子ども:体温調節機能が未発達
- 屋外で作業をする方(建設業・農業など)
- スポーツをする学生
- 一人暮らしで室温管理が不十分な方
実際、総務省消防庁の統計によると、令和5年の夏(6月〜9月)に全国で約7万人が熱中症により救急搬送されています。
年々暑さが厳しくなるなか、今後もリスクは高まる傾向にあります。
意外と高額? 熱中症にかかる医療費
軽度の熱中症であれば、水分補給と安静で回復することもありますが、中等度〜重度となると医療機関での治療が必要になります。
症状の程度 | 治療内容 | 費用(3割負担の場合) |
---|---|---|
軽度 | 外来診療・点滴 | 約2,000円〜5,000円 |
中等度 | 救急搬送・1日入院 | 約10,000円〜30,000円 |
重度 | 数日〜1週間以上の入院、集中治療 | 約50,000円〜200,000円以上 |

熱中症は“突然”やってくる
熱中症の厄介なところは、予測できないタイミングで起こるという点です。
「室内にいたのに」「そんなに暑くなかったのに」といった声もよく聞かれます。
また、熱中症は病気やけがと違って“季節限定”と油断しがちですが、春先や初夏でも油断できません。
医療保険で安心をプラス
こうした突然のリスクに備える手段の一つが「医療保険」です。
- 入院・手術・通院など、熱中症にかかわる医療費をカバー
- 熱中症以外の思わぬケガや病気にも対応
- 公的保険でカバーしきれない自己負担に備える
特に一人暮らしの方や自営業の方、子育て中のご家庭にとって、医療費の急な出費は家計へのインパクトが大きく、医療保険による備えが安心感につながります。

まとめ:この夏を安心して迎えるために
熱中症は、ちょっとした油断や体調の変化で誰にでも起こりうるものです。
そして、症状が重くなれば治療費もかさみ、生活への影響も大きくなります。
この機会に、“もしも”の時に備えた医療保険の見直しをしてみませんか?
私たち長野フィナンシャルでは、お一人おひとりのライフスタイルやご希望に合った保障をご提案しています。
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