子どもが自転車に乗れるようになると、行動範囲が広がり、毎日の世界がぐっと広がります。
通学や習い事、お友達とのお出かけなど、自立への大切な一歩です。
一方で、自転車は便利な乗り物であると同時に、思いがけない事故につながることもあります。
今回は万が一のときに慌てないために、ご家庭でできる備えについて考えておきましょう。
子どもの自転車事故は身近なリスク
警視庁の統計でも、子どもの交通事故の中で自転車が関係するものは少なくありません。
子どもはまだ判断力や注意力が発達途中のため、周囲の状況を十分に確認できないことがあります。
どんなに気をつけていても、事故の可能性をゼロにすることは難しいため、事前の備えが安心につながります。
加害者になる可能性も
自転車は「軽車両」として扱われるため、歩行者にケガをさせてしまった場合には、賠償責任が発生します。未成年の場合は、保護者がその責任を負うことに…。
実際に高額な賠償が必要となったケースもあり、家庭の大きな負担になる可能性があります。
確認しておきたい2つの補償
自転車事故の備えとして大切なのは、「相手への賠償(個人賠償責任保険)」と「ご自身の怪我への保障(傷害補償)」です。
■個人賠償責任保険:自転車走行中に歩行者とぶつかりケガをさせた(対人)、車を傷つけた(対物)場合の損害賠償責任を保障するものです。
■傷害補償:お子さま自身のケガに備えるものです。警察庁交通局の統計からも、自転車乗車中の死傷者数は未成年者がもっとも多くなっており、危険は付き物ということがわかります。
自転車事故の約8割が自動車との事故であり、特に出会い頭、右左折時での事故が多くなっています。まだまだ成長過程のお子さんには、ふとした瞬間の事故は防げるとはいえません。
万が一の保障は必要不可欠といえるでしょう。
これらは自転車保険だけでなく、自動車保険や火災保険の特約に含まれている場合もあるため、現在加入している保険内容を一度確認してみましょう。
まとめ
子どもの自転車利用は成長の喜ばしい一歩ですが、同時に事故のリスクも伴います。
万が一のときに家族を守るためには、適切な補償の有無を確認しておくことが大切です。
子どもの安全な自転車利用のためには、交通ルールの指導とともに、万が一に備えた経済的な準備を整えておくことが大切です。