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【セカンドライフに備えるために】今から知っておきたい私的年金の仕組み

老後のお金について考えたとき、「年金だけで生活できるのだろうか」と不安を感じる方もいるのではないでしょうか。将来の生活設計に正解はありませんが、公的年金に加えて活用できる「私的年金」の仕組みを知っておくことで、老後資金の準備方法を検討しやすくなります。


今回は、私的年金の基本についてわかりやすくご紹介します。

私的年金とはどのような制度?

私的年金とは、公的年金に上乗せする形で、老後の生活資金を準備する制度です。
日本の年金制度は、国民年金や厚生年金といった公的年金が土台となっています。そのうえで、個人や企業が追加で準備する仕組みが私的年金です。
簡単にいうと、公的年金が老後生活を支える基礎となる制度であるのに対し、私的年金は、それに上乗せして将来の生活設計を支えるための資金準備の方法といえます。

   

なぜ私的年金が注目されているの?

近年は、定年後も働き続ける方や、趣味や旅行などを楽しみたいと考える方もいます。
また、老後に必要な生活費は、住まいや家族構成、健康状態などによって大きく異なります。そのため、公的年金に加えて、自分自身のライフプランに合わせた資金準備を考える必要性が意識されるようになっています。

出典:年金制度の仕組み|厚生労働省「第15 私的年金(企業年金・個人年金)制度」



特に子育て世代は、教育費や住宅費などが優先になりがちですが、子どもの成長とともに家計の状況は変化します。
早い段階から制度の情報を知っておくことで、将来の選択肢を確認しやすくなります。

主な私的年金制度にはどんなものがある?

私的年金には、勤務先を通じて加入する制度と、自分自身で準備する制度があります。 会社員の方であれば、勤務先が導入している企業年金に加入できる場合があります。代表的な制度として、確定給付企業年金(DB)や企業型確定拠出年金(企業型DC)があります。

出典:確定拠出年金制度の概要|厚生労働省



また、自分で掛金を拠出して老後資金を準備する制度として、iDeCo(個人型確定拠出年金)があります。
加入条件を満たせば、会社員、自営業者、公務員など幅広い方が利用できます。

出典:iDeCoの概要|厚生労働省



さらに、自営業者など国民年金第1号被保険者を主な対象とする制度として、国民年金基金があります。利用できる制度は職業や勤務先の制度状況によって異なるため、まずは自分がどの制度の対象になるのかを確認することが大切です。

まとめ

私的年金には、毎月一定額を積み立てることで、計画的に老後資金を準備しやすいという特徴があります。また、制度によっては税制上の優遇措置が設けられています。
ただし、掛金の上限や加入条件、資産運用の有無、受け取り方法などは制度ごとに異なります。税制上のメリットも、所得や加入状況によって変わるため、一概に有利とは言い切れません。

大切なのは、「人気がある制度を選ぶ」ことではなく、「自分の働き方や家計状況に合った制度を選ぶ」ことです。
老後資金の準備は、まとまったお金が必要になってから始めるものではありません。まずは制度の違いを知り、自分に利用できる選択肢を確認することが、将来への安心につながる第一歩といえるでしょう。

※私的年金には、制度ごとに加入条件や掛金上限、運用方法、受取方法などの違いがあります。また、運用を伴う制度では元本割れの可能性もあります。
制度の特徴を理解したうえで、自身のライフプランに合わせて検討することが大切です。




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